■ お隣からお庭やリビングが丸見えで困る
■ 芝生を敷きたい
■ バーベキューができるウッドデッキをつくりたい!

中古で住宅をご購入されたアメリカ人のご主人様、日本人の奥様、お子様2人の4人で暮らされているご家族様からの依頼です。

もともと和風なお庭だったものを、ご主人様がご自身で木を抜いたり、石を片付けたりと作業されていました。その中で「芝生を敷いて、ウッドデッキも作りたい!」と理想のお庭の風景が浮かんでいるものの、「どのようにお庭をつくっていったらよいだろうか」と、お悩みでした。

もともと生えていた木を、ご主人様が切ってしまわれたことで、目隠しが全く無くなってしまいました。そのため、お隣の玄関から、お庭やお部屋が丸見えの状態で、奥様がお困りになっていらっしゃいました。

ご主人様は、「ウッドデッキをつくるのでウッドフェンスを設置したい」とご希望。奥様は「視界をできるだけさえぎってくれるアルミフェンスにしたい」とのご希望。どちらにするかという話し合いを、何度も行なわれました。

こちらは、ご主人様ご自身が作業されたご相談時のお写真です。かなりたくさんの庭石や植木があったことがわかります。切り株の部分の処理がうまくできなかったので、ご主人様ご自身では難しい部分を当店でお手伝いしました。

ご主人様がご自身で、防草シートと砂利で雑草対策を行われていました。当店からも、ご主人様がもともと希望されていたウッドデッキの形状をご提案いたしました。

 

こちらが提案させていただいた図面です。
ご主人様や奥様のご希望をしっかりとお伺いし、ウッドデッキの位置や芝生の位置、そしてフェンスの位置などをご提案しました。リビングダイニングから、室内履きのスリッパを履いてでもすぐに出て来れるような、リビングと高さが同じウッドデッキになります。当店のウッドデッキの手摺(てすり)は、基礎から繋げてあります。ですので人が乗ってもびくともしない、布団も干せるような、丈夫な仕上がりになります。「作ってしまっておしまい」ではなく、10年後も壊れない、しっかりしたものをお客様にお届けし、喜んでいただけることが当店にとって、一番の喜びです。

こちらの図面を元にすすみました。芝生部分は、ご主人様の強いご希望で、ご自身で張ってくださるということになりました。

芝生は、ご主人様ご自身でホームセンターで購入し、張ってくださっていました。 また、ウッドデッキをはじめ様々な材料を、道路から3メートルほどの高さにあるお庭へ、慎重に搬入しました。

フェンスは、奥様のご希望のものが採用されることになりました。フェンスが強風などに負けないよう、独立基礎というより強度のある基礎に、フェンスの柱を立てていきます。

防草シートをしっかりと敷き、基礎を天端(てんば)の高さを水平にして、その上に束柱を立てていきます。鳥居型をずっと作っていく作業を繰り返します。業者さんによっては、予算を浮かすために”半割り”という、木材を半分に割ったものを縦に使用し代用する方法や、束柱をあと10センチほど長くして、両側から薄い素材で挟んで強度を出すサンドイッチ工法で行なっているところも多いです。しかし当店は、「見えない部分こそ大切に」という考えで、基礎の部分の材料にもこだわっています。 「イタウバ」という木材はささくれが出にくく、裸足でも安心して歩くことができます。

ウッドデッキの主流な材料といえば「ウエスタンレッドシダー」というカナダの木材が有名です。しかしカナダと違って、高温多湿な日本では、同じような硬度や強度を維持できません。その点、イタウバは木造船や木の橋など、水に濡れたり乾いたりを繰り返しても、30年以上耐えることができますので、日本向きの素材になります。

イタウバには斑点があり、その斑点が多くあるものが、油成分が多く含まれている証拠です。マットグロッソ州で採れるイタウバは、綺麗だけれど油成分は少ないといわれています。それに比べ、パラー州で採れたもののほうが油成分が多い、良質のイタウバだと言われています。当店はパラー州のイタウバを使用していますので、強度があり、メンテナンスをしなくても30年程度長持ちするウッドデッキに仕上がります。

3寸角の柱を1本で通し、丈夫な手すりをつくります。(イタウバの柱は3寸角で、日本のスギ・ヒノキの4寸格以上の強度があると言われています)

リビングからウッドデッキまで、フラットになりました。ですので、すぐに表に出ることができます。リビングの高さ=ウッドデッキの高さから芝生まで、60cm程度あります。そのため、ステップ(階段)を2段つけました。ステージ状の長いステップにすることで、バーベキューの際に、テーブルや椅子として活用することができたり、それ以外にも鉢植えを置くことができるなど、たくさんの使用方法が生まれます♪

フェンスの設置が完了しました。正面から見ると明かりが漏れますが、斜めから見ると隙間が消え、視界がきれいにさえぎられます。

バランスを良くするために、フェンスの端にフェンスより高い木を植えます。バランスを調整するだけでなく、木自体でも目隠しの役割を担ってくれます。大きな庭石など、撤去処分に費用がかかるものは、工夫をして残し、活かすことになりました。

ステップの一番下の段に、お庭にあった敷石を利用しました。元々あるもので、活用できるものはしっかりと利用することで、コストカットにもつながります。幕板を張り、たぬきなどの小動物の侵入を防ぎます。

ぱっと見はわかりませんが、点検口があります。ここを開けて人が入ることができますので、家の給排水の詰まり等のメンテナンスも、ウッドデッキを解体することなく行なうことができます。

 

ビフォアアフターです。

「芝を張りたい」「バーベキューができるウッドデッキがほしい」というご主人様のご希望や、「お隣との境に目隠しをしたい」という奥様のご希望をすべて取り入れることができました。

写真の右側のほうの防草シートのあたりは、ご主人様がご自身で手を加えたいという場所ですので、この状態での完成となりました。今後、砂利を撒いたり、ご自身の手でお庭を仕上げていくことを、ご主人様が楽しみにされているそうです。また、アメリカからわざわざ持ってこられた大きなバーベキューコンロを設置できました。これでひと安心です。このウッドデッキで、暖かな日差しの下、ご家族、ご友人達とバーベキューをされる姿が想像できます。ぜひ、楽しいウッドデッキライフをお過ごしください!

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