神戸市東灘区の方へ参考事例【おしゃれコンクリート庭&ウッドデッキ 施工例】


■ 庭木を伐採したい
■ 管理しやすいお庭にしたい
■ 雑草対策がしたい

小さなお子様がいらっしゃるご夫妻様からのご依頼です。「中古の家を買ったのですが、庭にある大木を伐採したい」というのが一番のご要望で、インターネットで業者を探していたところ、当店を見つけてくださいました。これまでの施工例の中から、雑草対策や管理のしやすいお庭の例を多数みていただいたことで、当店へ興味を持って下さったそうです。

お電話をいただいた後、早速、お宅へ伺い現地確認を行いました!

これがご夫妻様が「伐採したい!」とお考えの樹高30m、枝の幅10メートル位ある大きなヒマラヤスギです。お宅の入り口にドーンと生えています。 電線にもかかってしまっているので、「切って処分したい」とご希望でした。

当店は「既存の木を大切に。なるべく伐採はしない」というモットーのもとお仕事をしております。今回も、こんなに立派なヒマラヤスギですので、切らずに、剪定をしっかりと行い、シンボルツリーとして残す方法をご提案しました。

そもそも、このくらいの規模の木を伐採するには、一般の方の想像されている以上にコストがかかります。当店の「同じようにコストをかけるのであれば、木の伐採にかけるのではなく、お庭自体にかけるのはどうでしょうか?」というご提案にご納得いただき、木は残す方向で進めていくことになりました!

縦長のお庭は広く、放っておくとすぐに雑草だらけになってしまいます。毎週日曜日に草取りをしても、すぐに膝丈あたりまで草が生えてしまってお困りでした。

以前家を所有されていた方が植木や植物が大好きな方だったそうで、お庭には、さまざまな種類の植木や植物がいっぱいです。

現地確認中に「主人は単身赴任でいない時もあり、子どもも小さいため、私もお庭にあまり手がかけられない状況です。雑草の生えない、管理しやすいお庭にしたいです」というお話を伺いました。雑草の生えないお庭にするためには、土の部分を無くしてしまうのが一番良いです。

そこで、下記のようなご提案をいたしました。

 

「草を生やさない」ということは、太陽の光が土へ届かないようにすることが必要です。お庭の面積がとても広いので、コストの面を考え、メインはコンクリートを使用することにしました。コンクリートは大面積を打つと割れてしまうこともありますので、クッション材として、所々にオーストラリアンレンガを入れていきます。そして、メインのお庭部分や外へと続くアプローチ部分以外の、あまり歩かないところや植栽ゾーンは、更にコストを抑えるために防草シートと砂利で雑草対策をします。

当初「伐採したい」とおっしゃっていたヒマラヤスギを伐採しないことで、浮いたコストでウッドデッキをつくることができます。

既存の木は剪定したり配植し直す等、大切に、なるべく残して行けるようにします。新しく家庭菜園ができるスペースも作成します。

さあ、施工がはじまりました!

駐車場(ヒマラヤスギのある方)でも水が出せるように、1つしかなかった水道を枝分けします。これで洗車等だけでなく、お庭全体への水やりもしやすくなり便利になります。

草取りをしたり、植物を整理(移植したり、将来性のないものは処分したり)して土の状態にリセットしました。 もともと並べてあった平板は、駐輪場スペースに再利用しますので、外して綺麗にしておきます。また、植木もすべて動かしスペースを広げました。

ウッドデッキの基礎を作っていきます。地面を転圧して平らにした後、防草シートを敷いて雑草対策をし、その上に基礎を作ります。

ウッドデッキに使用する素材は「イタウバ」というハードウッドです。油分が多くしっとりとした木肌ですので、ササクレが出にくく、素足でも安心して歩くことができます。

ハードウッドの中でも今回使用した「パラー州」産のイタウバは、特に油分が多く耐久性に優れているので、ノーメンテナンスで30年以上長持ちします。ハードウッドは若干曲がっているものが多いですので、それをまっすぐに矯正しながら床板を貼っていきます。とても難しい作業ですが、熟練の職人が丁寧に施工していきます。

ウッドデッキにつけるステップは、バーベキューなどをする際、テーブルや椅子として使用できる便利なL字型です。このようなステージ型のウッドデッキは、スペースを広く使うことができますので、オススメです!

草が生えないよう、レンガで区切ったかわいいデザインのコンクリート打ちの広場を作ります。砕石を敷いて転圧をかけて地固めし、コンクリートを打つ準備をしました。

アプローチ部分にコンクリートを流し込むための型枠を設置します。さらに、コンクリートだけで大面積を打つと割れてしまうので、所々にオーストラリアンレンガを伸縮目地がわりに入れていきます。コンクリートのみだと割れるだけでなく無機質な印象になりがちですが、色鮮やかなオーストラリアンレンガが入ることで、とても明るく可愛らしい印象になります。

排水枡はお掃除やメンテナンスがしやすいよう、レンガで囲って砂利で埋めます。その際、お宅にもともとあったレンガを使用しました。周りは防草シートと砂利で雑草対策をします。

目隠しとなるよう、夏ミカン、本柚子、ポンカン、一歳柚子、キンカンなど、すべて柑橘系の植物を植えました。実のなる季節がそれぞれ違いますので、常に何かしらの実がなっている素敵な生垣になります。

アプローチ部分にもともと使われていた平板を高圧洗浄機で綺麗にし、再利用した自転車置き場も完成しました。既存の物を新しいお庭でもしっかりと活用します!

雑草対策のため、土の部分をすべてなくす設計ですが、全てなくしてしまうのも寂しいですので、奥様がご希望された「家庭菜園ができるようなスペース」も残しています。

レモンの木はもともとこの場所に生えてたものです。移植すると枯れてしまう可能性が高いですので、移動させず、うまくよけることができるよう、コンクリートのデザインをR型にしました。

生い茂っていた植え込みも防草シートで雑草対策をします。当店の防草シートは公共工事でも使用されているプロ仕様のものです。そして、万が一雑草が生えてきてしまった際には、無料でメンテナンスさせていただいております。

お客様用の臨時駐車場をつくります。コストダウンのため、コンクリートの量を減らすことにしました。そこで、タイヤが乗るスペースのみコンクリート舗装をして頑丈にしました。

 

ビフォアアフターです!お宅の目の前の雑草や植物は、移植したり、将来性のないものは処分し、コンクリートと防草シート&砂利でスッキリ綺麗になりました。

 

お宅の玄関から外へ続くアプローチも植物が多く、平板の面積のみ歩くスペースになっていましたが、コンクリートとレンガで可愛らしいデザインの歩きやすい仕上がりになりました。小さなお子様もいらっしゃるので、つまづいたり転んだりすることもなく安心です。

お宅の掃出し窓と同じ高さのステージ型のウッドデッキは広々としています。リビングから室内履きのスリッパのままでも自然とお庭に出ていくことができますので、建物とお庭を一体化してくれます。耐久性に優れたパラー州産のイタウバのウッドデッキですので、木肌も滑らかで、メンテナンス不要でも長持ちします。

パーゴラ(木製の鳥居のようなもの)がお庭への出入り口の目印になっています。蔓性の植物をここにかけることで、植物のアーチになります。今回はモッコウバラの苗木を植えました。

木の周りは円形に避けてコンクリートが打たれています。根の周りは防草シートと砂利で雑草対策をしましたので、草が生える心配はありません。

柑橘系の植栽の目隠しでお庭のプライバシーも確保できます。色んな季節にいろんな柑橘類を収穫して楽しめますし、お子様に、どの果物がどの季節にできるのかや、育っていく過程、お世話する方法などを、実際に見せてあげることもできます。

 

臨時駐車場にもなる、とても広いお庭です。 お子様のお友達家族など、お車で遊びに来られた際にも2台駐車できますので、とても便利です。

 

伐採を強く希望されていた大木ですが、立派なシンボルツリーとなりました! 剪定したことですっきりとしました。これからも、お宅を守ってくれる守り神としてご家族を見守ってくれることと思います。

 

冷たい印象になりがちなコンクリート広場がアクセントレンガで温もりあるデザインになりました。 大面積の雑草対策をする場合、一番問題になるのはコストです。そのコストをなるべく抑えるために、コンクリート(目地部分にレンガ)+防草シート&砂利でご対応しました。使いやすい、機能性のあるお庭にするだけでなく、デザイン性にも優れたお庭になりますよう、お伺いしたコストの中で、しっかりとご提案いたします。

 

ヒマラヤスギを伐採しなかったことでつくることができたウッドデッキは、お子様を遊ばせたり、集まってバーベキューをしたりと、家族の憩いの場になります。ステージ型で広々として、ステップ部分も活用できる、素敵なウッドデッキです。

 

ご主人様には「どこに相談しても、切ることを前提に話が進んでいたので、切らなければならないものだと思っていました。話を聞いてもらって、”切らない方向で”と提案してもらって助かりました。プロの目線で見て、どうするのが一番良いのかを、親身になって考えてくれたのが本当に嬉しかったです」とお喜びいただきました。

奥様には「雑草が多く、子どもを連れて歩く時も気を使っていましたが、新しくできたアプローチがとても歩きやすくて助かります。木の伐採にそんなに費用がかかると知らなかったで、その分を他に活用したらどうかと提案してもらえてよかったです! 親戚や幼稚園の友達家族と一緒に、バーベキューをするのが今から楽しみです」とお喜びいただきました。

見積りをお願いした業者のほとんどが、「この大木は切らないと、剪定してもまたすぐ枝が伸びてしまいますよ」という提案だったそうです。 確かに、「ノーメンテナンスでOK」とは言えません。ただ、しっかり剪定しましたので、毎年剪定する必要もありませんし、トータル的に見ると、大木の伐採にかかる費用に比べれば微々たるものです。

「こうしたい」「こうしないといけない」というご要望にも、長い目で見て、どうすることが「一番お客様のためになるか」を、プロの目線でしっかりと考えご提案していけるように、スタッフ一同、日々努めております。 何かお困り事がございましたら、お気軽にグリーンパトロール神戸へご相談ください。ご要望をご予算内で実現できるよう、最善のご提案をいたします!

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