神戸市 東灘区の方へ 参考事例【雑草対策、造園・外構 施工事例】


■ ブロック塀が壊れているので直したい
■ 庭の雑草をどうにかしたい
■ コンクリート床の通路の雰囲気を変えたい

50代のご夫妻様からのご相談です。駐車スペースのブロック塀が壊れてしまい、お隣の塀に倒れかかってご迷惑をお掛けしていてお困りでした。香港に単身赴任中のご主人様が、香港にて当店のホームページを見つけてくださり、奥様へ「ここにお願いしてみて」とお話があったそうで、ご依頼いただくことになりました。

お宅へお伺いして奥様に名刺をお渡ししたところ、なんと8年前に、当店がお庭へ植木を植えるお手伝いをしたことがわかりました。(今回と別の担当者がご対応していましたので、最初わからなかったのです。)当時植えた植木の様子も見せていただき、嬉しいご対面となりました。

お客様宅の裏口側にある駐車スペースのお写真です。拡大した右側のお写真が問題のブロック塀です。大谷石が積まれ、花壇になっていましたが、ここに車が当たってしまい、塀がお隣のお宅の塀へ倒れかかってしまったそうです。お隣にご迷惑をお掛けしてしまっているので、早急に直したいというお話をいただきました。

こちらは先ほどの駐車スペースの正反対にある正面門扉側を写したお写真です。門扉横にあるブロック塀ですが、基礎に大谷石が使われています。大谷石は耐久性が低いため、現在は建物の基礎や人が歩くアプローチなどに使用することはありませんが、ひと昔前はそのことがあまり知られておらず、見た目の綺麗さから、建物にもよく使われていました。その大谷石の土留めの上にブロックがつくられていますが、ブロック塀の向こう側に植木用に土が入れてあるため、土圧もかかりますし、また、雨風に当たって風化もしますし・・・そんなこんなで、いろいろな箇所に亀裂が入っていました。

門柱にも亀裂が入っています。この門柱はブロック塀の表面にタイルを貼っただけのものでしたので、土圧に耐えられずに亀裂が入ってしまったようです。そして、門柱の中はお庭になっていますが、このように草が生い茂ってしまい、草取りをしてもすぐに生えてくる雑草にお困りでした。

家のまわりは雑草だらけです。メインのお庭以外にも路地庭のような部分があり、とても広く、主にお庭の手入れをされている奥様一人では、とても草取りが追いつきません。「草取りしなくて良いお庭にしてほしいわ」というご希望をいただきましたので、雑草対策のされたお庭へ変身させます!

 

こちらがご提案させていただいた、お宅の周り全体の提案図になります。メインのお庭でない部分(図面真ん中あたりから右側部分)は、防草シートと砂利での雑草対策をします。

 

そしてこちらがメインのお庭の部分の図面を拡大したものです。

①大谷石が基礎として使用されていたブロック塀は、新しく作り変えます。門扉は既存のものを使用しますので、塀に取り付けるフェンスは門扉と相性の良いデザインのものを選びます。また、塀にとりつける郵便ポストは、わざわざお庭の外に回らなくても良いよう、高さを調整してとりつけます。

②駐車スペース兼通路のコンクリート床は、雰囲気を変えるため、ブルーグレイ色で塗装します。塗装することで補強されることにもなりますので、一石二鳥です。

③リビングから見渡すことのできるメインのお庭は、大きな御影石の平板を互い違いにならべ、ところどころのスペースに化粧砂利を敷いたり、花壇を作ったりと、バランスの良いデザイン貼りをご提案しました。メインのお庭には砂利も良いものを使用し、メインのお庭でない部分の砂利と、御影石のピンコロ(10センチ角のブロック)で仕切ります。全て良い砂利を使用するとコストがかなりかかってしまいますので、当店はいつもこういった方法でコストダウンをご提案しています。

8年前にグリーンパトロールで植えたコニファーをはじめ、既存の植木はそのまま活用し、お庭の雰囲気を壊さないよう、サルスベリ、トキワマンサク、ハナスオウを新植します。

その他にも、植木や草花への水やりの際に使用できる、おしゃれな外水道も設置します。

 

こちらは全体の図面の右側を拡大したものです。

①この部分は全体図面でご紹介したとおり、防草シートと砂利で雑草対策をします。

②お隣のブロック塀へ倒れかかってしまっている塀は、既存の花壇とともに撤去し、お隣のお宅のブロックを新しく積みかえます。

施工がはじまりました! こちらはメインのお庭側にある、ブロック塀の部分です。塀を壊してみるとよく分かりますが、大きく育った桜の根がブロック塀を強く圧迫し、亀裂が入ったようです。新しく作成する塀は、土圧に耐えられる「型枠ブロック」を使用し、鉄筋もたくさん使用し、この大きな桜にも負けない、頑丈なつくりになります。

※型枠ブロック・・・ブロック自身が型枠の役目をし、相当量の鉄筋とコンクリートを充填することが可能。当店は、公共事業でも使用されているJISマーク(日本工業規格に適合している製品につけられるマーク)付きの型枠ブロックを使用。

門と塀が完成しました。ブロックの上にモルタルを厚塗りし、吹き付け塗装をしました。基礎がしっかりとした、土圧に強い塀になりました。門扉は既存のものを再利用し、門扉のデザインと合うフェンスを新たに塀に設置しました。新旧が一緒に存在していますが、違和感のない仕上がりです。

グリーンパトロール神戸では、「既存のものを大切に」というモットーのもと、使えるものは新しいお庭にも使用するようなご提案をいたします。その際、もともとあった部分と新しい部分に違和感がないよう、質感の合った素材を選んだり、配置や施工方法を工夫しています。

門扉であっても庭石や植木であっても、何でも処分するには費用がかかりますので、再利用することでコストカットにつながりますし、今まで一緒に過ごしてきたアイテムたちが新しいお庭でも活躍することを、お客様たちは皆様とても喜んでくださいます。

そのスタイルを崩さずに続けていけるよう、当店の女性1級建築士、経験豊富な職人たちは、手を抜くことなくご提案&作業をいたします。

メインのお庭以外の部分は防草シートと砂利で雑草対策をします。当店の防草シートは公共工事でも使用されるプロ仕様のものです。万が一雑草が生えてきてしまった場合も、ご連絡をいただければ無料でメンテナンスに伺います。このアフターフォローがあることで、お客様にとても満足していただけており、当店の「自慢の雑草対策」となっております。

みょうがが自生している部分には防草シートを敷かず、今後も育っていけるようにしました。

リビング前のメインのお庭は白い御影石の平板を互い違いに並べていきます。職人がひとつひとつ、丁寧に貼っていきます。

人目につかない奥の路地庭部分にはビリ砂利を、人目につく場所にはサビ砂利を入れます。砂利と砂利の仕切り部分には、御影石のピンコロ(10センチ角のブロック)を使用しました。リビングから眺めた際や、メインのお庭にいる場合には、お庭全体がサビ砂利で施工されているように思えるつくりです。

同じ砂利でも価格が全然ちがいますので、こうやって見えにくい部分の素材をグレードダウンさせることで、大幅なコストダウンが実現できます。グレードダウンに気付かれにくいようにすることが、当店の腕の見せ所です!!

砂利の下には防草シートが敷かれていますので、どんなに草取りを頑張っても生えてきてしまっていた雑草に、今後は悩まされずにすみます。

御影石の平板のところどころは花壇や植栽用にあけています。育つと、平板から草花や植栽が生えているようなデザインになり、より柔らかな印象になります。ツツジのような低木類は葉が密集していますので、太陽の光が地面に当たりにくくなり、雑草対策として効果があります。

トキワマンサク、サルスベリ、ハナスオウは新しく植えました。緑いっぱいのお庭を楽しんでいただけます。

8年前に目隠しのために当社が植えたコニファーも、かなり成長していました!植えた当初は、外水道より少し背が高いくらいだったのですが、立派に目隠しとしての役目を果たしてくれています。

お宅の周りの路地庭部分はこのようになりました。全て雑草を取り除き、防草シートと砂利で雑草対策がされました。

 

みょうがが自生していたスペースは、塀にツタが絡んでしまったいたので撤去し、高圧洗浄機で綺麗に洗浄しました。みょうがの場所(ブロックの角)は防草シートを貼らず、砂利だけ入れています。

 

お隣のお宅の塀に倒れ掛かってしまっていた、S字に曲がったブロックも、花壇と一緒に撤去し、お隣のブロック塀をこのようにきれいに積み替えました。(もちろん、お隣様に許可をいただいてから施工しております)

 

雑草だらけだったお庭が生まれ変わりました! 白い御影石のおかげでとても明るいお庭になりました。御影石の平板を調整すれば、花壇を増やしたり減らしたりも自由自在です。

 

アジサイは1年程度でかなり成長しますので、しっかり手入れをしなければ他の植栽の上に覆いかぶさってしまい、他の植栽をダメにしてしまうこともあります。ですので、アプローチ部分にはごくわずかだけ残し、剪定して別の場所に移植しました。

 

正門門扉から玄関を見たお写真です。桜の木に負けないよう新しく作成した塀と同じ壁材でベージュ色にし、コンクリート床と階段は、一度下塗りした後、表面をブルーグレーに塗装しました。

 

草取要らずの素敵なお庭が完成しました! 豊かな緑はそのままに、御影石の平板と砂利で明るいお庭になりました。

 

取りに行くのが楽になるよう、塀に設置し、なおかつ高さを調整した郵便ポストも見えますね。新設した花壇に加え、桜の木もあるお宅ですので、御影石の平板をキャンパスの背景として、四季折々、違った景色を楽しんでいただけるのではないでしょうか。

「広い面積の草取りを一人でやっていて腰が痛かったけれど、もう草取りをする必要がないから本当に嬉しいです! 写真では見せましたが、主人にも早く自分の目でこのお庭を見てほしい」と奥様にお喜びいただきました。

家と同様、お庭もずっと一緒に過ごしていくものですので、「草取りをしなくちゃ・・・」といった義務感や、「お隣からの視線が気になる・・・」といった不安など、ずっと抱えて過ごしていくのはとても大変です。それこそ「窓からお庭を眺めるたびに、ため息をつく」ようなことは、なるべく早く解決し、ストレスフリーなお庭ライフをご家族皆様で楽しんでいただけたらと強く願っております。

グリーンパトロール神戸では、お客様のご要望やお悩み、ご予算など、しっかりとお伺いし、事前にご納得いただいた施工しかいたしません。神戸市、芦屋市、西宮市をはじめとした、兵庫県一円でのお庭のお悩み、ご相談は、どうぞお気軽にお声かけください。

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ご相談・お見積りは無料です。(※しつこい営業も致しません)