神戸市 中央区の方へ 参考事例【雑草対策 ウッドデッキ・ウッドフェンス工事】


■ 草取りがとても大変で困っている
■ 子どもや犬も遊びやすいお庭にしたい
■ お隣のお宅の窓との間に目隠しを設置したい

小学校低学年のお子様がいらっしゃるご夫妻様からのご依頼です。お父様が亡くなり、お母様が一人暮らしになったことをきっかけに、ご依頼者である娘様ご夫妻が同居することになったそうですが、お庭の雑草にお困りでした。また、お子様や飼っていらっしゃるワンちゃんも遊びやすいお庭にしたい、というご希望と、お隣のお宅の窓との間に目隠しを設置したいというご要望もいただきました。

施工前のお庭です。土の部分が多く、草取りが大変でした。お隣との敷地の境界線あたりに生えているマツの木は、以前は1年間に2回ほど剪定していたことがうかがえる樹形ですが、現在の状態を見ると、1年半程度お手入れをしていないことがわかりました。枝や葉がうっそうと茂って、ハダニが発生し、葉が黄色に変色してしまっている部分もあります。

亡くなったお父様が大切にされていた植木や庭石たちを、「新しいお庭でもなるべく活用したい」と、お母様からお話をいただいていました。ただ、砂地に数十年植わっていた木は、根がどのように成長しているか予想がしにくく、しっかりと根回しをしても、移植後に枯れてしまうことが多々あります。

そのため、虫などの被害に合い、将来性のない植木に関しては伐根処分をすることにし、残せる植木は、移植をせずに、そのままの場所に残すことにしました。

 

 

こちらがご提案させていただいた平面図です。

①掃出し窓と同じ高さの、とても広いウッドデッキをつくります。お子様が小さい場合は、手すりを設置するようにしますが、今回のお客様のように、転落の心配のない年齢のお子様がいらっしゃる場合は、ステージ型のウッドデッキを提案するようにしています。そのほうがスペースを広く使えるからです。

ウッドデッキは、防草シートの上にウッドデッキをつくっていきますので、太陽の光が地面へ届かず、草が生えないため、雑草対策になります。ウッドデッキの床下に動物等が入らないようにするために「幕板」という板をつけますが、当店では、長いステップ(階段)をつくることで代用します。日頃は植木鉢置き場としても使用できますし、バーベキューの際には椅子やテーブルにすることもできますので、ウッドデッキ上のテーブルと椅子のセットと合わせれば、大人数でのホームパーティーも可能になります。

②植木のまわり以外は、防草舗装をし、ワンちゃんの足を洗えるように洗い場を設置し、スモーキングコーナーとしてベンチも設置します。

駐車場横のスペースは、コンクリートを打ち、お洗濯物を干せるよう、物干し台も設置します。

施工が始まりました! 当店は通常、木を処分することはほぼありませんが、今回、虫などの被害で将来性のないものや、管理が難しい植木に関しては泣く泣く処分をしました。その代わり、残すことになった、お父様の大切にされていたマツの木は、職人が丁寧に剪定していきます。伸び放題だった葉をしっかりと落とし、洋風なウッドデッキとも似合うよう、トピアリー的な剪定をします。(現在はまだ剪定したてなので和風な印象が強いですが、今後、剪定を続けていくと、どんどん洋風な印象になります)

※トピアリー・・・植木を刈りこみ、鳥や動物や幾何学模様を造る西洋庭園における造形物。

ウッドデッキをつくっていきます。防草シートを貼り、その上に「束石(つかいし)」というブロック状の石を置いていきます。すべての石が同じ高さになるよう調節し、そこへ束柱を建て、ウッドデッキの基礎をつくっていきます。

 

こちらはウッドフェンス用の立面図です。

ウッドフェンスは、奥様がウッドデッキに立たれた際、お隣のお家のお部屋の中が見えない、1メートル60センチの高さに設置します。既成品のフェンスの場合、1メートル80センチ等と高さが決まっているものが多いですが、ウッドフェンスの場合、横板の数を調整することで、好きな高さのフェンスにすることができます。視線を気にされている方に合わせ、フェンスの高さを最低限に抑えることで、あまり圧迫感のないフェンスに仕上げることができ、更にはコストカットにもつながります。

 

ウッドフェンスはワンちゃんの飛び出し防止にもなります。また、「風通しを良くしたい」というご希望もいただきましたので、横板の設置幅を通常よりも2倍程度開けています。

お父様の残された大切な植木のまわりを、ワンちゃんたちがぐるぐると自由に走り回れます。防草土は広面積に使用すると割れてしまうことがありますので、それを防ぐため、硬いゴム素材の伸縮目地(お写真のグレーの線)を入れています。今回のお客様の場合、和のイメージも強いお宅でしたので、ゴム素材のものを使用しましたが、お庭の雰囲気に合わせ、伸縮目地をオーストラリアンレンガで代用することもあります。

ウッドフェンスの一部を開閉できるよう加工し、駐車場からは、こちらの出入り口を使用します。来客の際にも、お宅のプライベートスペースを通らずとも、お庭へ通すことができ、便利です。また、ウッドデッキの上にお洗濯を干すのをさけるため、コンクリートの土間部分に物干し置き場を設置しました。

お庭が仕上がりました! 植木が呼吸困難にならないよう、植木のまわりは土を残して防草シートをし、黄錆砂利(きさびじゃり)を入れ、御影石のピンコロ(ブロック状のもの)で囲っています。マツの木などの植木も、今後、定期的に剪定することで、もっと洋風な印象になります。

「主人の大切にしていた木を残してくれてありがとう!」とお母様にお喜びいただき、「お庭がとっても広くなりました!フェンスの高さを最低限にしてもらえたので、閉鎖的にならず、素敵なお庭になりました」と、奥様にお喜びいただきました。ご主人様は、「よそのお宅のお庭みたいだね」とビックリされていました。今後、このウッドデッキでバーベキューパーティーをするのを楽しみにされているそうです。

通常の業者ですと、マツの木は全て伐根処分してしまう可能性が高いと思います。なぜなら、「洋風なイメージのウッドデッキと合わない」というのが一般的だからです。しかし、今回の場合、お客様から「木を残したい」という希望をいただいていたこともあり、何とか新しいお庭と調和するように、女性1級建築士と職人たちが、アイデアや技術を精一杯駆使し、素敵なお庭に仕上げることができました。

長い時間、その土地に根付いてきた植物たちを簡単に処分してしまうことは、昔から日本で縁起が悪いと言われてきました。「単なる言い伝えでしょう」と思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、長年お庭仕事をしながら植物と関わってきた私どもにとって、ただの「言い伝え」として済まされない事例もたくさん見聞きしてきました。

お父様の大切にされていた木を「今後も大切にする」ことで、お宅を守ってくれる守り神として、ご家族を見守ってくれることと思います。

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